AnsibleFest2022行ってきました
はじめに
本記事はAnsible Advent Calendar 2022 (Qiita/Adventar)の16日目のエントリとなります。
今年10月にAnsibleFest2022に現地参加してきました。
初の海外出張だったのですが、Ansibleモジュールの開発時同様ユーザ会の皆さまが過去残してくれた情報には非常に助けられました。
本エントリでは、
- 自分が出発前に参考にした過去のAnsibleFestのエントリ
- 12/13に行われたAnsibleFest2022振り返りイベントでの発表で入りきらなかった内容
について少しまとめてみました。
最近Ansible全然触れておらず、テックな内容ではないのですが、、、
先日のユーザ会イベントでは「AnsibleFest2022」の振り返りもありつつ「プロダクト開発とユーザ会、テックイベント」のような側面もあった気がしています。
自分もかなり触発されたので、これからはもっと自分の担当プロダクトも露出させていかねば!と思いました。来年は色々と検証してエントリを公開できればと思っています。
過去の参加レポート
2018
Ansible Night in Tokyo 2018.12 - connpass
観測する限り日本のユーザ会でAnsibleFestの振り返りを行った最初のイベントでした。
Fest概要とテクニカル目線という2セッションが発表されていました。
この年はAustin開催
- Certified Module の発表、それに伴うAnsibleGalaxyの拡張
- ネットワーク自動化の強化
がトピックスとして取り扱われていたようです。
この頃は懐かしきAnsible2.5~2.7位の時期、自分はAnsible2.6から触り始めたような気がする。AWXもまだ羽のようなロゴだった。
2019
Ansible Night in Tokyo 2019.11 - connpass
2019年も同様に報告会イベントが開催されています。
この年は資料がたくさん残っていて非常に助かりました!
行く前は何回も読み返して現地イメージしていました。
2019はAtranta開催!
- AnsibleCollection、Automation Hub の発表
IBMさんに買収されたのもこの年だったようです。
あと、2019年アドカレでも
あなたがAnsibleFest2020に行く理由&今から準備できること #ansiblejp - 赤帽エンジニアブログ
という会長のエントリがありまして、これも行く前何回も読みましたし、当時このエントリを読んでそのうち参加したいなぁ、と思っていたのを思い出しました。
ちなみに2022は約75万位旅費がかかりましたが、3年前は違ったんだなーと。(40~50万位)
2020
Ansible Night Online 2021.02 - connpass
コロナの影響でオンライン開催になった2020のAnsibleFest
AnsibleNightイベント内で「Ansible Fest2020 recap」セッションがあり、ここで技術トピックスの共有がありました。
- Private Automathin Hub
- Ansible Execution Environment/ Ansible Runner/Ansible Builder/Receptor
2021
AnsibleFest 2021 をみんなで観て語る会 - connpass
AnsibleFest 2021 をみんなで観て語る会 #2 - connpass
AnsibleFest 2021 をみんなで観て語る会 #3 - connpass
2021年もオンライン開催、ユーザ会イベントとしてはみんなで同じセッションを観て語る会を3回開催!それぞれ下記のセッションを観たようです。
- ”Test Driven Development with Molecule”
- ”Comprehensive Network Automation Testing with Molecule and Cisco CML”
- "Integrate ServiceNow & MS Teams in Teams in Ansible Workflows"
そして今年(2022)
2022.12.13
そして2022!
ユーザ会イベントは12/13に開催されました。
イベント概要紹介&現地レポートとして1セッションお話をさせて頂きました。
セッション内容としては、過去のイベントの様に自分も「来年行こうと考えている方に何か繋げられれば」という気持ちで
- 自分自身のポジションで経験して思った事
- 変にレポートちっくにしない
- 楽しいイベントだったという事を伝えたい
- 来年の自分だったらこうしたい、こういう準備をしたい
- 英語の事もう少し話したかったけど、納まらなかった。
- イベント全体の流れとか様子(過去情報であんまり無いような気がした)
- 発表内容を変に「コミュニティ」に絞らない
- AnsibleFestイベントとしては「エンタープライズ」「コミュニティ」「ユーザ」「パートナー」「Redhatter」の境目なく、Ansibleを中心に最新動向を語り合おう!がテーマとしてあると思ったので、そのあたりをあまり意識せずに有用だと思われる情報は共有しよう、という気持ちで資料はまとめてみました。
という事で発表資料こちらです。
動画も公開されていますので是非IBM様の2セッションも含めて聴講して頂けると嬉しいです。
AnsibleFest2022概要紹介&現地レポート
ちょっとだけ補足
あんまりないですが少しだけ
参加について
それなりにお金もかかるので会社としてどういう目的でイベントに参加するのか、というのやはり大事な気がしています。具体的な目的は必要となりますし、会社がどういう風にAnsibleと関わっているのかも要素として大きいかなと。(オンラインのセッション公開もあるので余計に)
ただ、海外の技術イベントに参加してその雰囲気を味わってくるだけでも凄い価値がある事だと思っています。
私の場合「エンジニアはどんどん海外行って刺激をもらってきてほしい」という上の方のありがたい方針もあって「成果を求められる」ような事はなく今回参加しました。とはいえ行きたい時に行けるようなイベントでもないかなと。
セッションでも少し触れましたが、現地でないと体感できない事は絶対にあると思います。その具体例を述べてみたつもりですが答えがある訳でもないのでこれからも現地に行ったメンバが「行って良かった事」を共有するようなユーザ会振り返りイベントは大事だなと思っています。
英語
2022年1月から1.5h/週で習っています(会社様ありがとうございます)
でもまだまだ、セッションで述べたような現状です。
ここは偉そうに述べる何かは何もないので現在使っている教材でも紹介。
Basic English Grammar 4th Edition | English language teaching
StartUp | English language teaching
もう1年延長する事になったので、来年は現地で少しでも会話できるようになりたいです。一朝一夕では身に付かない事が良く分かったので、毎日少しずつ継続していくしかなさそうです。
来年からはもう少し教材のレベルが上がるようで震えています。。。
写真は英語の先生からは現地で本を買ってくるように言われて購入した本
写真
振り返る時に結構必要でした。
そこそこ撮っていたつもりですが展示会場の様子が分かる、セッションの様子が分かる、イベントの様子が分かる
等々写真スキル結構大事だなと思いました。
あと自分が写っている写真もせっかくだから撮ればよかったなーって後悔しています。
持ち物
フォーマルな格好:不要
最終日のPartyがどんなもんか分からずスーツではなくともちょっとしたジャケットとか靴とか持っていきましたが一切使わず!
ちなみに最終日のParty会場とかも当日メールが来てそこで初めて知りました。
イベント期間中は毎日朝メールが届いて、そこで「〇時にホテルロビー集合!〇〇に移動するよ!」的な
食事
外食は高い!高かった!
先輩と2人で食べたら普通に60$とか。
ただチップの支払い方とかも教えてもらいました。
ちなみに会場ホテルでも朝食(バイキング)ありましたが30$位かかると分かって利用は初日だけでした。(朝は適当に外に)
でもイベント参加者は多かったのでそういう所でも現地の出会いはある気がします。
実際、初日のレセプションでは「朝会ったよね?」みたいな感じで話してきてくれた方もいました。
シカゴピザめっちゃ美味しかった。
日本でも食べれるところ知りたい。
ホテル(会場ホテル)
イベントサイトから予約しました。
イベント登録後、ログインするとホテル予約用ページがあってそこから部屋を確保できます。(普通にホテルのサイトから予約するよりも安い)
ただ、こんな立派な部屋なのに冷蔵庫とか無かったですねー汗
あと気を使って頂いたのか一緒に行った先輩と隣の部屋でした。
最後に
後半は駄文の垂れ流しでスイマセン。
過去イベントはFestの内容だけを拾おうとするとちょっとだけ面倒なのでお役に立ったら幸いです。
あと毎年のトピックスを知るとAnsibleプロダクトのパワーアップが知れてまとめていた楽しかったです。
来年行けるかはまだ分かりませんが、チャンスあれば行きたいです。
その為にも普段から最新情報のキャッチアップと技術検証等々、もっとAnsibleを触る時間を増やしていきたいと思っています。
あと英語。
箸休め的な記事になってしまったかと思いますが現地で書きかけていた内容を無事供養できました。
ではでは。